これからのコンパクトシティのあり方

こんにちは。フクモトです。

 

このたびBONDsでは「DLC Lab」をつくりました。

”DGC Life Communication Lab”ということで、「暮らし」にまつわる様々なテーマで情報をお届けしていく、小さな研究所です。

 

最初のテーマは「コンパクトシティ・複合開発と住まい」について。

 

少し前になりますが、3つのテーマでアンケートを行いました。

①コンパクトシティ・複合開発と住まい

②IoTと住まい

③働き方改革と住まい

 

IoTや働き方は、最近何かと話題に上るキーワードですが、住宅分野でも重要視されていて、これらを複層的に活かし、住みやすい街づくりも実践されています。

その中から今回は①コンパクトシティ・複合開発と住まい についてお話をしていきます。

 

まずはアンケートを見ていきましょう。


Q:最近、広い敷地内に、マンション、オフィス、商業施設などが複合された「コンパクトシティ」のような開発が、都⼼や駅前再開発など様々な場所で⾏われています。
このような⼤規模複合開発内のマンションに住むとしたら、どんな施設やサービスがあればよいと思いますか。
優先度の⾼いものを3つまで順番にお選びください。


 

■コンパクトシティや複合開発で魅力的だと思う施設

不動の人気はやっぱりコレ

複合的な街づくりとして、最もニーズが高かったのは「スーパーマーケットが敷地内に併設」でした。このような、住まいの近くに何が欲しいかというようなアンケートは、私たちはよく行いますが、必ずといって良いほど、スーパーマーケットのニーズは高くなる傾向があります。地域別、年代別に見ても圧倒的に高く、やはり日々の暮らしを支えてくれる施設のニーズは不動です。

 

次に高かったのは「庭園や森、BBQや屋外で食事ができるテラス」でした。最近はアウトドア人気が高まっていることも、上位に来た理由かと思いますが、次点と併せて見ていくと最近の暮らし方のトレンドが見えてきます。「ライブラリー併設のカフェ」「プライベート感もあるコ・ワーキングスペース」が続いていることが判りますが、「テラス」「カフェ」「コ・ワーキングスペース」で共通するワードは “サードプレイス” の思考です。

家、職場ではない、もう一つの時間を過ごす場所として話題に上がるのがサードプレイスという考え方。言葉自体はあまり見かけられなくなり、逆にある種定着してきたようにも感じられます。

家族や仲の良い人たちと外で食事をしたり、居心地の良いカフェでのんびりしたり気持ちをリフレッシュしたり、職場とは違う環境で仕事をしたり。最近は場所の提供者側も様々な工夫を凝らしており、場所の多様化はどんどん進んでいるようです。

定番と化したサードプレイス

■コンパクトシティや複合開発で魅力的だと思う施設(年代別)

次に高かったのは「庭園や森、BBQや屋外で食事ができるテラス」でした。最近はアウトドア人気が高まっていることも、上位に来た理由かと思いますが、次点と併せて見ていくと最近の暮らし方のトレンドが見えてきます。「ライブラリー併設のカフェ」「プライベート感もあるコ・ワーキングスペース」が続いていることが判りますが、「テラス」「カフェ」「コ・ワーキングスペース」で共通するワードは “サードプレイス” の思考です。

家、職場ではない、もう一つの時間を過ごす場所として話題に上がるのがサードプレイスという考え方。言葉自体はあまり見かけられなくなり、逆にある種定着してきたようにも感じられます。

家族や仲の良い人たちと外で食事をしたり、居心地の良いカフェでのんびりしたり気持ちをリフレッシュしたり、職場とは違う環境で仕事をしたり。最近は場所の提供者側も様々な工夫を凝らしており、場所の多様化はどんどん進んでいるようです。

TENOHA DAIKANYAMA
TENOHA DAIKANYAMA
ROCKHILLS GARDEN
ROCKHILLS GARDEN

ただ、サードプレイスに関しては、年齢によってニーズの傾向が違っていて、「テラス」「コ・ワーキングスペース」は20歳代、30歳代が特に高くなっています。若い方のコミュニケーションの取り方や働き方の思考の変化が取り上げられることが多くなっていますが、それが表れているのだと思います。逆に働き盛りの40歳代は「コ・ワーキングスペース」ニーズがやや低く、仕事は職場で、という方がしっくりくるのかもしれません。

街づくりで大切なことは

次に続くのが「保育・学童や子供の習い事施設が敷地内に併設」「カーシェアリングや、電動サイクルシェア」「開発エリア内全体での環境・エネルギー管理」「訪問介護事務所や、親世代の高齢者賃貸住宅が敷地内に併設」。

これらはいわゆる社会インフラ的な視点ですが、「保育・学童」「シェア」は、近年では若い世代が抱える大きな社会課題とも言えます。

共働き世帯の増加、家計を圧迫するコストを抑える思考は、これから住宅を買う世代の姿でもあります。また「高齢者住宅」に関しては20歳代に比べると30歳代、40歳代で高く出ていますが、若い世代の方々も、今後増えていく高齢者とどのように向き合っていくのかを考えいく時代が来るのだろうと思います。

 

住宅デベロッパーの方々とお話をすると、大規模開発の場合は特に、「開発で大事なことは社会課題を解決することだ」というお話をよく聞きます。

常に変わり続けていく時代の流れや街の姿を観察しながら、何が求められているのか、何が必要なのかを探していくことが良い街づくりになるのだと思います。

 

 

フクモト

掲載のアンケートについて

・実施時期:2019年3月

・調査対象:
 1都3県(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住

 20~40歳代男女

・N=993

 

調査協力:楽天インサイト株式会社