犬のお散歩はどうしてするの? 後編

こんにちは。BONDs編集部のささざきです。

 

前回より、犬のお散歩についてご紹介をさせていただいております。

後編では初めてのお散歩についてお話いたします。

初めてのお散歩前に確認しておくべきポイント

初めてのお散歩はいつ頃からするもの?

お散歩を始める時期は重要です!ワクチンを完了していない子犬にお散歩をさせると、恐ろしい感染症にかかってしまう可能性があります。お家の外には犬や猫を媒介して感染するウイルスがたくさんあり、中には致死率が非常に高い、恐ろしいウイルスも存在するのです。

 

それらのウイルスがお散歩中に子犬に感染してしまうと、免疫力の低い子犬は耐えることができず、死に至る可能性もあります。しっかりしたお散歩は、ワクチンプログラムが終わってからにしましょう。

 

ただし、ワクチンプログラムの終了を待っていると4~5カ月齢になってしまうことがほとんどでしょう。子犬にとって、4カ月齢位までは社会性を身に付けるのに非常に重要な時期。この「社会化期」と呼ばれる時期にいろいろなモノを見たり聞いたりすることで、物事に対して必要以上の警戒心を起こさないようになります。ワクチンプログラムが終わるまでお家の中だけで過ごしてしまうと、その子の社会化期を逃してしまうことになるのです。

 

そこでぜひ実行してほしいのが、抱っこしながらのお散歩。

他の犬との接触がなければ感染症にかかるリスクは非常に少ないです。できるだけ外の環境に慣らすために、小さいころから抱っこをしてあげて、外にお散歩に行ってください。その場合、最初は短時間から始めて徐々に距離や時間を伸ばしていきましょう。子犬のお散歩は、感染症のリスクと社会化の重要性のバランスを取りながら行うようにしましょう。

お散歩デビューの前に

まずはお散歩に行く前に、首輪とリードをつけて歩くということを、お家の中で慣れさせておきましょう。子犬の性格にもよりますが、お家に迎えてだいたい1週間も経てば環境に慣れてくるので、その時期くらいから首輪やハーネスとリードをつけて家の中を歩かせてみてください。

お家に来て2週間くらい経ってから、無理しない程度に抱っこのお散歩も始めて行きましょう。

徐々に、外の世界に慣らしていきます。

 

お散歩の注意点

怖がる愛犬を無理に引っ張ると余計に怖がってしまい、お散歩やリードへの恐怖心が強くなってしまいます。怖がっている場合は無理に散歩させず、おやつを使ってうまく歩かせるようにしましょう。

それでも歩かない場合は、その日は無理をせず抱っこしてお家に帰ってください。犬のペースに合わせて徐々にお散歩のペースや距離を延ばしていくことが大切です。

どれくらいお散歩が必要なのか?

飼い主さんは、「お散歩の時間はどれくらい行くべきなのか?」という疑問に思う方多いと思います。

体の大きさや体力は犬によってもバラバラなので、一概には言えませんが、超小型犬と言われるチワワやトイプードルでも、1㎏の子もいれば3㎏の子もいて大きさはさまざまです。

また、大きさが同じでも、ボーダーコリーのようにもともと広いフィールドを走り回っている犬と、バセットハウンドのようにおっとりしている犬ではお散歩の必要量は違います。

お家の中で走り回ることができる場合、小型犬ならたくさんの距離のお散歩は必要ないかもしれません。その子に合ったお散歩の量を見極める必要があるのです。

 

お散歩が十分かどうか見分けるには

犬がお散歩に満足しているのか、お散歩の量が十分かどうかを判断するためには、犬の様子を観察することが大切です。

お散歩が十分に満足できた場合、犬はお家に帰ってウトウトしたり、落ち着いてくつろぐことが多いです。一方、お散歩が不十分で運動が足りない子は、お家に帰ってからも遊ぼうと誘ってくることが多いです。

 

もしお家に帰ってもまだ体力が有り余っているようであれば、おもちゃを与えて遊ばせるのもいいでしょう。

 

逆に、お散歩中に息を切らしてしまったり、歩きたがらなかったり、お家に帰ってグッタリしている場合、お散歩が長すぎるのかもしれません。お散歩の時間を短くしたり、歩きたがらないときは無理に歩かせず抱っこして連れて帰ってください。

お散歩に必要な道具は?

首輪/ハーネス(胴輪)

リードをつけるためには必須の道具です。

首輪とハーネスにはそれぞれメリット・デメリットがあり、愛犬に合わせたものを選ぶようにしてください。

 

リード

路上でのノーリードによるお散歩は認められていません。

他人や他の犬を噛んでしまったり、交通事故に遭った場合、リードが付いていなければ大部分の責任を負わなければなりません。愛犬を守るためにも、また、迷惑やトラブルを避けるためにも必ずリードは付けましょう。

 

迷子札

飼い主さんの住所か電話番号を書いた迷子札を首輪につけておくと、万が一リードが外れて迷子になってしまった場合に、保護してくれた人が連絡をしてくれます。必ずつけてください。個人情報が気になる人は、かかりつけの動物病院名と、苗字、犬の名前を書いておくといいでしょう。

動物病院経由で連絡が入る可能性もあります。

 

トイレグッズ

お散歩でしたウンチは必ず持ち帰りましょう。お尻拭きシートやスコップ、捨てるための袋を入れたお散歩バッグを持っておくといいでしょう。

 

お散歩中に犬が飲むためと、尿を流すためにも水を持ち歩いてください。公園や民家の近くなどで尿をしてそのままにしておくと、強いにおいのもととなるのでエチケットとして尿を流す癖をつけましょう。また、夏場のお散歩には熱中症や脱水を避けるためにもお水を持っていき、途中で飲ませるようにしましょう。

まとめ

犬をお散歩に連れて行くということは、コミュニケーションを深め信頼し合う関係を作ることです。

信頼関係を築くことで、愛犬との素敵な時間を私たちが作りあっていきましょう。

 

ささざき