ITで働き方改革

ITで働き方改革

こんにちは、BONDs編集部で、Webユニットの小畑です。

最近よく聞く『働き方改革』を、ITを活用して実践されている取り組みについて紹介したいと思います。

働き方改革が必要になった背景

簡単に言うと、労働力人口の減少ペースの速さです。

まず、内閣府が発表したこちらのグラフを見てください。

日本の総人口は、現状のペースで推移した場合、2017年11月現在の約1億2,700万人から、30年後の2048年には1億人を割って9,913万人、そして100年後の2110年には5,000万人を大きく割って4,286万人に減少するという予測がされています。

 

そうなると当然、総人口の中で、実際の働き手となる「労働力人口(15~64歳の生産年齢人口)」も減少が見込まれますが、2030年までの減少率は世界各国と比べても高い数字になっています。

このような背景で、国全体の生産力の低下が懸念される中、内閣が本格的に労働力の不足を解消する国策に乗り出したという感じでしょうか。

働き方改革とIT

労働力不足を解消する主な方法として、働き手を増やす・出生率を上昇させる・労働生産性を向上させる、という事などが考えられると思います。このような課題に取り組むのが「働き方改革」の概要です。

特に、働き手を増やす・労働生産性を向上させるための施策として、ITを活用した事例を幾つか紹介します。

 

1.テレワークの推進

「テレワーク(telework)」とは、離れた場所を表す「tele」と働くことを表す「work」を合わせた造語です。テレワークには、育児休暇や妊娠休暇などで出社できない状況でも仕事を続けられる、外出先でもノートPCやタブレット端末を使って仕事をすることができる、サテライトオフィスの開設による地方での雇用創出など、さまざまなメリットがあります。そのテレワークを推進するために、以下のIT技術が挙げられます。

  

<ケース①>テレビ会議やWeb会議システム

テレビ会議やWeb会議システムを活用すれば、移動コストと時間のロスを削減できます。

テレビ会議システムは、ソニー社ポリコム社などのシステムが有名で、従業員1万人以上の規模だと約60%、100名以上の規模だと約30%の企業が既に導入(V-CUBE社調べ)しています。Web会議システムは、Googleハングアウトを弊社でも導入していますよね。私も先日、Googleハングアウトを使って、海外と東京でWeb会議を行いました。

 

<ケース②>クラウド

社外にいて、自社のサーバや自分のPCのデータを利用できない環境だったとしても、クラウドサービスを使ってデータをインターネット上に保存していれば、インターネットが利用できる環境であればどこからでも仕事を再開する事が出来ます。

 

<ケース③>シェアオフィス

外出中の空き時間に喫茶店などで仕事をしている人もいますが、それではセキュリティが保たれませんし、集中できる環境と言い難いですよね。個室があったり、会議スペースがあったりするシェアオフィスを利用すれば、物理的なセキュリティを保ちやすいし、作業に集中できるので、社内のメンバーとのコミュニケーションも図りやすくなります。このようなシェアオフィスは、セキュリティがしっかりした環境でありながら賃料もそれほど高くなく利用しやすいことや、フリーのクリエイター系の人などは外部の刺激を受けるために利用してることも多いそうです。

 

2.在宅でのネットビジネス

データ入力、ライター、アンケートモニター、ブログからのアフィリエイト収入など、PCとネット環境があれば出来る在宅ワークが増えてきました。これも、在宅ワーカーを企業に紹介するクラウドワークス社のようなマッチング企業・サイトの登場や、アンケート会社のネット活用、ブログの普及などの社会の変化によって生まれた新しい働き方と言えるのではないでしょうか。

 

3.勤怠システムによる業務の効率化

勤怠システムというと、出社・退社時刻を記録するだけのシステムという認識かもしれませんが、全社員に勤怠システムへ「全業務」をスケジュール登録をさせることによって、各社員が各営業日にどのような仕事をしているのかをあらかじめ登録し、業務の把握から効率化の検討に繋げる事が可能になります。また最近では、「キントーン」などの業務管理や勤怠管理などをPCだけでなくスマホからも行えるシステムも誕生しています。

まとめ

このように、労働生産性を向上させるためにも、積極的にIT技術を取り入れる事が大事だと思います。今回は働き方改革を支援する会社全体の取り組みとしてのIT技術を紹介しましたが、各個人の労働生産性を向上するためのIT技術、業務効率化ツールもまた、もちろん重要です。情報のアンテナを張って、業務を効率化する方法をいろいろ研究しましょう。

 

小畑