【あなたのマナーは大丈夫!?】お歳暮編

お歳暮

こんにちは。BONDs編集部のながたです。
今回のテーマは、1年間お世話になった相手に感謝の気持ちを込めて贈る日本の習慣、「お歳暮」!
この時期になると、そろそろお歳暮の準備をする人もいるのではないでしょうか。最近では、お歳暮を贈らないという人も増えてきていますが、そんな時代だからこそ、いざという時のためにマナーを知っておいても損はないのでは?
ということで、お歳暮のマナーついてご紹介します。

お歳暮の歴史

そもそもお歳暮とは、言葉の通り「年の暮れ」を意味します。
お正月にやってくる神様をお迎えするためのお供え物として、室町時代の公家の間で始まったのが起源だそう。なので、当時のお歳暮は、塩鮭や鰤、お餅など年越しに必要な物が定番だったようです。
江戸時代には、年末になると武士たちの組合いの中で、組頭に贈り物をするという習慣が誕生しました。その後、商人、庶民の間にも一気に広まったと言われています。
神様へのお供え物だったお歳暮が、現在同様、お世話になった方への贈り物として扱われるようになりました。

お歳暮を贈る時のマナー

お歳暮の由来が分かったところで、ここからは実際にお歳暮を贈る時のマナーをご紹介します。

①いつ贈るの?
元々はお正月を迎える「事始めの日」の12月13日~12月31日に贈る習慣がありましたが、最近では年末の慌ただしい時期を避け、12月初め~20日までに贈るのが一般的です。
もし、遅れてしまい間に合わなかった…という場合には、熨斗の表書きを変え、「御年賀」や「寒中見舞い」として贈りましょう。

②勝手に贈っていいの?
できればお世話になった方の家に直接訪問して贈り届けるのがベスト。しかし、最近では百貨店などから郵送することも多くなってきています。
挨拶状なしで贈るのは失礼になるので、お歳暮が届く前に挨拶状を贈るか、お歳暮と一緒に挨拶状を添えるのがマナーです。

③毎年贈るの?
そもそもお歳暮はお世話になった方に贈るものなので、毎年贈るのが基本です。
しかし、付き合いが疎遠になっていく場合もあるので、その場合は3年や7年など区切りの良い時期にやめてもOK。もしくは、翌年のお歳暮の金額をそれまでの金額よりも下げて、翌々年にやめるという方法もあります。
ただし、1度だけ贈って翌年はやめるというのは、大変失礼にあたるのでやめましょう。その場合は、お歳暮ではなく「お礼」という形にして贈ります。

④誰に贈る?相場は?
贈り先は「お世話になった方」なので、一般的には、両親・義父母・兄弟・親戚・上司・会社関係の方です。
また、相場は贈る相手によって異なりますが3,000円~5,000円が一般的。中には10,000円程の品物を贈る方もいるようです。
ここで忘れてはいけないのが、お歳暮は「毎年贈る」ということ。翌年も同額相当のものを贈らないと失礼にあたるので、高額すぎる品物は避けた方がいいかもしれません…。

⑤お中元は贈ったけど、お歳暮も贈るの?
お中元とは、お盆の時期に「お世話になった方へ感謝の気持ちと健康を願う気持ちを伝えるために贈る品物」のこと。
元々は「7月15日を中心に、家族や親戚などの間で、霊前に供える品物をやりとりする習慣」から始まりましたが、江戸時代に現在の意味へと変化していきました。お歳暮と似ていますね。

話を戻して…。
一般的には、お中元とお歳暮はセットで贈ります。また、1年の締めくくりであるお歳暮の方が重視される傾向にあることから、お中元よりも気持ち高めの品物で贈るのがマナーです。
しかし、「金銭的に両方贈るのは…」という場合には、お歳暮だけも問題ありません。

⑥お歳暮を頂いたら、どうすればいいの?お返しは?
お歳暮を頂いても、お返しは不要。お礼の気持ちと、品物が届いたことを知らせるためのお礼状を出せば大丈夫です。

贈った方は「届いたかな?」「喜んでもらえたかな?」と気になるものです。お歳暮を頂いたら、なるべく早くお礼状を書きましょう。

人気のお歳暮

お歳暮を贈るとき、「何を贈ろう…」と悩む人も多いのではないでしょうか?
そこで、人気のお歳暮をご紹介します。よければ参考にしてみてください。

①商品券・ギフト券

お歳暮 ギフト券

贈った相手が好きなものを買うことができるので、「もらって嬉しいお歳暮」として、とても人気があります。しかし、金額が相手に分かってしまうというデメリットもあることから、実際に商品券を贈っている人は6%という調査結果も…。気心の知れた方に贈るにはいいかもしれませんね。

②ビールなどのアルコール類

お歳暮 ビール

日持ちもし、お正月は多くの人が集まるため、こちらも大変人気があります。特にプレミアムビールなどは特別感があり、人気のようです。
しかし、お酒が飲めなかったり、禁酒中だったり…また、家族構成によってはあまり喜ばれない場合もあるので、相手のことを事前に知っておく必要があるかもしれません。

③加工肉(ハム・ソーセージ)

お歳暮 ハム

賞味期限も長く、お子様にも人気の食べ物なので、人気があります。もしかしたらCMの影響もあるかもしれませんね。余談ですが、ハムのCMが流れると「お歳暮の季節かぁ~、今年もハム届くかなぁ~♪」とついつい考えてしまいます。

④お菓子

お歳暮 お菓子

和菓子、洋菓子ともに人気の高いお歳暮のひとつです。
贈り先にお子様がいる場合は、洋菓子の方が人気があるようです。一方、和菓子は人の出入りが多いお正月の華やかなお菓子として人気があります。
特に、普段なかなか食べられない高級店や老舗のお菓子を選ぶと喜ばれますよ。

⑤地元の名産

お歳暮 名産 ひつまぶし

その土地ならでは!という地域限定商品も人気です。その土地に住んでいるからこそ贈ることができる品物なので、毎年贈っていると、「その品物=あなた」となっている場合もあるかもしれませんね。

他にもカニなどの水産物や果物など、人気のお歳暮はたくさんあります。
お歳暮にはコレ!とルールが決まっているわけではないので、ぜひお世話になった方の好きなものを選んでください。

まとめ

いかがでしたか?
ここまで歴史やマナーなどを紹介してきましたが、何よりも大切なのは、1年間お世話になった方に感謝の気持ちを伝えることです。素敵なお歳暮を贈り、来年も良い関係を築いてくださいね。

ながた