【日常生活で役に立つWeb知識】ネットに潜む危険な罠(後編)

こんにちは、BONDs編集部で、Webユニットの小畑です。

普段はプロモーションに役立つWeb知識としておりますが、たまには方向を変えて、前回から、日常生活で役に立つような知識を情報発信しています。今回は、ネットに潜む危険な罠の後編として、個人情報やウイルスに絡んだ内容になります。こちらも知っていて損は無いと思いますので、ぜひ、ご覧ください。

個人情報はどのように悪用されるのか?

個人情報が漏洩した場合、どのような被害が起こり得るのか?イマイチ分からない事があるかもしれません。ここでは代表的な事例を4つします。

 

<ケース①>電子メールやDMなどによる勧誘。

自宅の住所や電話番号などが流出するため、利用した覚えのない店舗や会社から突然、電子メール・DM・電話・訪問セールスなどの勧誘行為を頻繁に受ける事があります。基本的には断り無視したとしても、しつこい勧誘や大量の電子メール・DMの受取は精神的な苦痛に繋がる事もあるでしょう。

 

<ケース②>クレジットカードの悪用。

住所・電話番号の他に、クレジットカードの番号や有効年月などが流出した場合、不正に使用される恐れがあります。つまり、直接的な金銭被害です。

 

<ケース③>なりすまし。

IDやパスワード情報が流出した場合、アカウント(インターネット上の様々なサービスやソフトそのものにログインするための権利)が乗っ取られる恐れがあります。もしアカウントが乗っ取られると、次のような事が起こる可能性があります。

・自分が入力した情報を見られてしまう。

・自分の友達が自分に対して公開している情報も見られてしまう。

・クレジットカードを紐付けている場合、それらを使用されて課金が行われてしまう。

・乗っ取られたという事実を知らない友達が騙されるリスクが高まる。

・管理しているFacebookページ・アプリも乗っ取られる。

・アカウントが削除されてしまう。

 

<ケース④>架空の請求。

身に覚えのない有料サイトの会費やコンテンツ使用料金などを請求するメールやハガキ・封書などが送りつけられてくるのが架空請求詐欺の典型的なパターンで、「支払いが履行されない場合、自宅へ取り立てに出向く。裁判所に申し立てる。」というような恐喝めいた文章になっている場合もあります。

個人情報が漏れてしまったら、どうすべきか?

外部からの不正アクセス・ウイルス感染・社員の持ち出しなどの事象によって、誰もが知るような大手企業・団体でさえ、個人情報を流出してしまう事件が多発しています。

 

<事例>国内の個人情報流出事件のまとめ(直近5年以内)

・「ベネッセ」グループ企業社員の持ち出しで、約2,000万件の個人情報流出の可能性あり。(2014年7月)

・「日本航空」ウイルス感染で、約75万件の個人情報流出の可能性あり。(2014年9月)

・「日本年金機構」外部からの不正アクセスで、約120万件の個人情報流出の可能性あり。(2015年9月)

 

もはや大手企業だから安心という事もなく、個人情報の流出は他人事ではありません。

もし、自分の個人情報が漏れてしまったら、どうすべきか?具体的な対策を3つほど紹介します。

 

具体的な対策

①電子メールやDMなどによる勧誘には関わりを持たず、一切無視してしまうことです。迷惑メールが多く届く場合は、メールソフトに備わっている迷惑メール対策を利用し、受信した迷惑メールを自動的に別フォルダに振り分ける機能で、メールを開かずに削除することもできます。

 

②架空請求も、同じく無視です。ただし、無視してはいけないものがあります。もし裁判所から請求書が来たら放置してはいけません。放置できない理由は、放置すると訴訟等の裁判に負けてしまうからです。もし放置して指定された期日に裁判所に出頭せず、かつ事前に請求を争う旨の書面を裁判所に提出しない場合には、相手方の主張を認めたものとされてしまうため敗訴する危険があります。

 

③クレジットカードの悪用については、普段からクレジットカードの利用明細をチェックし、身に覚えのない使用記録を見つけた場合は、すぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。クレジットカードは多くの場合、不正利用に関する補償制度がついています。クレジットカード会社が調査・確認を行い、ユーザ(カード契約者)に非がないと認められれば、不正利用分は補償されます。ただしこの制度には運用上のルールがあり、ユーザにも過失があると判断されると補償が認められない場合もあるので、注意が必要です。過失と判断されている事例では、カードが手元にない(カードを紛失してしまっていた)や、被害に気づかず長期間クレジットカード会社に連絡していなかった、などのケースがあります。

ウイルス感染を防ぐためには

先ほどの事例「日本航空」のように、ウイルス感染による個人情報流出もがありましたが、ウイルス感染は、個人情報流出だけではなく、さまざまな問題を引き起こします。ここではウイルス感染における問題例と、感染予防の対策を紹介します。

 

<事例>ウイルス感染が引き起こした問題例

・各種ソフトウェアやパソコンそのものが突然動かなくなる。

・画面上に意味不明なメッセージやアダルト広告のメッセージが表示される。

・画面上の表示が崩れる。

・ファイルが勝手に削除される。

・ウイルス付きのメールを勝手に大量に配信されてしまう。

・パソコン内の写真などのデータを勝手に配布されてしまう。

 

具体的な対策

出来るだけ感染しないように徹底した対策を行って頂きたく、対策を考えられる限り、たくさん列挙させて頂きます。

 

・知らない人や信頼できないメールは開かない。

・送信元のメールアドレスを確認する。

・メールの添付ファイルを安易に開かない。

・添付ファイルは セキュリティソフトで安全を確認する。

・メールに記載されているURLにも警戒する。

・怪しいサイトにはアクセスしない。

・安易にファイルをダウンロードしない。

・必ずセキュリティソフトを入れておく。(期限切れのセキュリティソフトを使わない。)

・運営会社や個人が信頼できるか確認する。

・メールアドレスを登録するときは、フリーのメールアドレス(ヤフーやグーグルなどのフリーメール)を使う。

・万が一に備えてデータのバックアップを取る。

・パスワードを使い回さない。

・公共のパソコンでマイページにログインしない。

個人情報というと、陸の近況はどうなっている?

≪恋愛小説の続き≫ 今回は、第9章「帰郷編」です。

<第1節>

成人式と同窓会を翌日に控え、果穂は地元に戻ってきた。自宅では父と母と久しぶりの楽しい夕食。東京では陸と会っているのか?陸は何しているのか?父と母は、なぜか陸に対する質問が多く気にしている様子だった。成人式の当日、陸がいた。果穂と陸、お互いの友人と話をしていることもあり、遠目に見ながらも話かけられずにいた。でも陸からは果穂に対して視線を合わせようとしてこない感じが果穂は気になっていた。また、果穂と同じように陸を遠目に見ている人たちもいる。特に地元から離れていない同級生は、何かしら陸の事を知っている様子で、好奇の視線で見ているような気がする。昨日の両親といい、この場の同級生といい、地元では陸に起きたことは周知のようだった。

 

<第2節>

成人式の後の同窓会、陸はいなかった。果穂にとって同窓会は楽しい時間には間違いなかったが、誰かと話をしながらも、陸の事をずっと考えていた。陸と過ごした思い出、最後に話した飲食店での出来事、両親をはじめ皆にも知られた陸の過去。いろいろな感情が交錯する。果穂は、気付けば同窓会を途中で退席し、陸の自宅の前に来ていた。呼び鈴を鳴らす果穂、扉を開く陸。

まとめ

インターネットは便利な一方で、個人情報流出やウイルス感染などの危険が潜んでいることも理解しておかなければいけません。もし大事な情報を流出させると、自分自身の身を危険にさらしてしまうだけではなく、ビジネスマンとしての信用が失墜してしまうこともありえます。

インターネットは便利だからこそ、しっかり危機管理を行って正しく効果的に使いましょう。

 

小畑

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