【あなたのマナーは大丈夫!?】結婚式~ご祝儀袋編~

ご祝儀袋

こんにちは。BONDs編集部のながたです。
今回は、前回の結婚式~招待状返信はがき編~に続き、結婚式のマナーをお届けします。

テーマは「ご祝儀袋」!
あなたのマナーは大丈夫ですか?早速、見ていきましょう。

 

ご祝儀袋の種類

ご祝儀袋と一言で言っても、お店に行くと数多くのご祝儀袋が並んでいます。結婚式のご祝儀袋は次の3点に気をつけて選びましょう。

①水引の種類に注意
「水引」とは、ご祝儀袋を結んでいる飾り紐のことです。
結婚式には、「固く結ばれ、一度結んだらほどけない」という意味を持つ《結び切り》やその結び切りの応用版で縁起のいい“あわび”に似ている《あわじ結び》の水引を使用します。

<結び切り>
<結び切り>
<あわじ(あわび)結び>
<あわじ(あわび)結び>

ちなみに、蝶結びの水引は「何度でも結び直せる」ことから、結婚式に用いるのはNG!出産や入学など、何度あっても嬉しいお祝いごとに使用します。

<蝶々結び>
<蝶々結び>

もし、市販のものではなく自分で水引を用意する場合には、以下のことにも気をつけましょう。
 (1)紐の本数は10本。
 (2)色は「赤白」、「金銀」、「赤金」が基本。
 (3)右側が濃い色になるように結ぶ。

②包む金額とご祝儀袋のバランス
ご祝儀袋が豪華になればなるほど、包む金額も多くなります。「お祝いごとだから豪華に!」とご祝儀袋だけ豪華なのはマナー違反。目安としては、包む金額の1/100程度の値段のものが良いでしょう。
市販のご祝儀袋によっては、一番外側のビニール袋に「目安〇万円」と記載されているものもあるので、そちらを参考にしてみても良いかもしれませんね。
(包む金額の相場は次回紹介しますので、そちらもぜひ参考に♪)

③ご祝儀袋の色
ご祝儀袋の色は「白色」が正式。
しかし、最近では白色だけではなく、カラフルなものや、デザイン性の高いものもたくさん出てきています。
親しい友人や後輩、またはレストランウェディングなど、カジュアルな結婚式の場合などには使用しても良いかもしれません。しかし、格式の高い結婚式に出席する場合や、新郎新婦が親族、会社の上司、先輩などの場合には、このようなご祝儀袋は控えたほうが良いでしょう。

表書きの書き方

次に表書きのマナーを見ていきましょう。

①筆記具は何を使う?
基本的には毛筆や筆ペンを使用し、墨も濃いものを使用します。薄墨はお悔みごとで用いるものなので、結婚式で用いるのはマナー違反。また、黒だからといって、万年筆やボールペンを使用するのもマナー違反です。
ポイントは、受付係の人や新郎新婦に読んでもらいやすいよう、楷書ではっきりと書くこと!
毛筆は普段使い慣れていなくて苦手…という方もいるかとは思いますが、ここはマナーを守って頑張って書いてくださいね。

②名目は何と書けばいいの?
「名目」とは、短冊の上段に書く文字のことです。結婚式には「寿」や旧漢字の「壽」を使用します。
すでに名目が印刷されているご祝儀袋を購入した場合、「御結婚御祝」と印刷されているものもありますが、こちらは結婚式前に渡す場合に使用することが多いそうです。(※結婚式当日に使用してもマナー違反ではないので、使用しても大丈夫。)

しかし、まれに購入したご祝儀袋の中に「祝御結婚」と印刷されている短冊が入っていることがあります。4文字は「死文字」と言われており、不快に思う新郎新婦もいるので使用しないほうが無難でしょう。

③名前の書き方

1人でご祝儀を包む場合は、短冊の下段にあなたの名前をフルネームで書きます。以前、新郎新婦の名前を書いてきた人を見たことがありますが、これは間違いです。

 

次に、連名(2人以上)でご祝儀を包む場合を紹介します。

《夫婦連名の場合》

妻は姓を書かず、名前のみを書きます。

 

《上司や年長者と一緒に包む場合》

一番目上の人の名前を中央に配置し、その後は年齢順や役職順に左へ書いていきます。

 

《友人と一緒に包む場合》

順番は五十音順で書き、左右バランスよく名前を配置します。

 

《4人以上で包む場合》

代表者の名前、またはグループ名を中央に書き、その左に「外一同」と書き添えます。

さらに、別紙(和紙など)の上段に寿、下段に全員の名前をフルネームで書き、中袋に同封します。名前の順番は上司などと一緒に包む場合は右から年齢や役職順、友人の場合は五十音順です。

 

④〈余談〉謎の短冊…
市販のご祝儀袋を購入すると、何も印刷されていない無地の短冊が入っていることがあります。なぜだか分かりますか?練習用?失敗した時の予備?
実はこれ、練習用でも、失敗した時の予備でもありません。「喜びが重なりますように」と願いを込めて、表書きの短冊の下に重ねるためのものです。
しかし、「2」は割れる数字だから縁起が悪い…と好まれない場合もあるので、新郎新婦の出身地域などを考慮する必要があります。迷ったら、短冊は1枚のみの方が良さそうですね。

中袋(包み)の書き方

「中袋(包み)」とは、ご祝儀を包む袋、または紙のことです。
ご祝儀袋にそのままご祝儀を入れるのではなく、中袋(包み)でご祝儀を包んでから、ご祝儀袋に入れます。

表には金額、裏には郵便番号、住所、名前を書きます。

中袋<表面>
<表面>
中袋<裏面>
<裏面>

 

金額は旧字体を使用します。「千」や「万」も旧字体になるので注意しましょう。
「円」については、略式の「円」、旧字体の「圓」どちらを使っても大丈夫です。

※8万円の場合、旧字体では「捌」と書き、漢字の一部に「別」が使われているため、略式で書くことの方が多いようです。

 


也はつける?
昔は金額の後に「也(なり)」を付けることがマナーだったようですが、最近では付けない方がマナーとされているようです。
しかし、10万円以上包む場合には也を付けるという説もあり、迷った場合は金額に合わせて対応してみてもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?
ご祝儀袋1つ取っても、マナーがたくさんあります。
単に覚えようとすると大変かもしれませんが、1つ1つに理由があるので、理由もふまえて覚えておくと簡単に身に付くのではないでしょうか。

次回はご祝儀の相場と包み方のマナーについて紹介します。
お楽しみに♪


ながた