【街情報】小田急線 狛江

【街情報】小田急線 狛江

こんにちは。編集部フクモトです。

今回は狛江です!私が住んでいる狛江です!

「え?コマエ?どこ?東京?」「え?日本?」と言われてしまうほどに知名度の低い街です。

以前にWebアンケートを行った時にも、”狛江のイメージ”は「庶民的・素朴・垢抜けない・地味」という、少し悲しくなる回答をいただいたこともありました。

しかし今回は狛江を紹介いたします。自分の住む街を紹介するのは禁じ手感がありましたが、同じく狛江に住む私の同僚からのリクエストもあったので、書きます。N君!書きますよ!

東京で1番、日本で2番

狛江は、言っておきますが東京都です。世田谷区と調布市と多摩川に挟まれた街です。小田急線で新宿や渋谷から20分ちょっとの近さ。とっても便利なポジション。でもあまり知られていない。

狛江の認知度が低い理由に、「小ささ」が挙げられるのだと思います。

狛江市は、市としては東京都で1番、日本では2番目に面積が小さい市なのです。ちなみに人口は東京都で7番目の少なさでした。

ざっくり測ると東西に2.5kmくらい、南北に4km弱の距離なので、狛江の端から端まで余裕で歩けちゃうんですよ。私は狛江市の西の端の辺りに住んでいますが、散歩していて気付いたら狛江じゃなかったってこともよくあります。でもその小さな感じが好きだったりするんです。

地図に落とすとこんな感じです。面積は、隣の世田谷区は狛江市の約9倍あるようです。あまり小ささが伝わりにくいですが、小さいのです。

Google Mapsを基に編集部にて加工
Google Mapsを基に編集部にて加工

そうそう、狛江市には警察署がないんです。調布警察署の管轄です。なんだか心許ない感があります(笑)。あと、市だけど市外局番は東京23区と同じで03から始まる。これを密かな自己満足にしている方もいらっしゃるようですよ。

自然を感じたいなら

狛江と言えば多摩川。市の西側が多摩川に面しています。川沿いには緑地や公園、グラウンド、ジョギング・サイクリングコースがあって、天気の良い日にはたくさんの人(ほぼ地元の人でしょうけど)が、それぞれの多摩川を感じています。私もジョギングをしたり、子どもと遊んだり、犬の散歩をしたり、休日を楽しんでいます。私自身が地方の田舎育ちなので、子供は自然に触れさせながら育てたいという意識があります。

春には川沿いに桜が咲いて、その時は市外からもたくさんの人が桜を見に来ます。本当にきれいなので、ぜひ一度は多摩川の桜を見に来ていただきたいです。桜は、多摩川沿いだけではなくて、近くの六郷さくら通りには、通りの両側に桜並木があって、屋根のように桜が咲く姿もオススメです。

 

狛江の自然と言えばもうひとつ。狛江駅の北側に泉龍寺という大きなお寺の敷地内にある弁財天池ではホタルを見ることができるんです!毎年夏には鑑賞会も行われていて、狛江の大切な資源です。

市内には古墳や万葉歌碑など、歴史文化を感じられるスポットもたくさんあります。

ここからは私が撮った狛江の桜の写真をいくつか。

住みやすい街

10年以上狛江に住んでいますが、狛江は住むための街なんだろうなと、よく思います。基本的に住宅と自然が多くて、のんびりとした街です。大きな事業所が少ないので、市の財源が不安視されていることは事実なのですが。

 

こちらのグラフをご覧ください。

平成22年国勢調査より

 

昼夜間人口比率と言って、定住していると定義される夜間人口に対し、働きに出る・来る昼間の人口の比率を表したもので、数値が低いほど、その市区の定住人口が多く昼間人口が少ないことを示しています。このグラフは東京都の市区の昼夜間比率が少ない上位を挙げていますが、狛江市は最も少ない市です。

つまり、狛江市内で働く人は少ない = 住む街、と考えることができるのです。

グラフには載せていませんが、東京都で最も昼夜間人口が高いのは千代田区で1739%ですから、昼間は定住している人口の17.4倍の人口に膨れ上がるということです。

 

もうひとつ、こちらをご覧ください。

犯罪認知件数は警視庁統計2016年、人口は住民基本台帳 平成28年より 各データを編集部にて加工

 

これは東京都市区の犯罪認知件数と1000人あたりの件数を表した表です。

狛江市は人口が少ないということもありますが、犯罪件数が非常に少ない市なのです。この前年は最も少ない市でしたから、安全な街と言えるのではないでしょうか。

狛江市民意識調査を見ても、80%の人が定住意向を示している、82%の人が不満のない住みやすさを感じています。

小さな街なので、ショッピングモールや大きな商店街があるわけではないのですが、私自身も日々の生活利便に困ったこともありませんし、住み続けたいと思う一人です。

お買い得な街?

狛江の住宅マーケットを見てみましょう。まずは販売戸数と売行き。

2000年以降に狛江市内で販売された分譲マンションの販売戸数と初月成約率です。

狛江市は人口の少ない街なので、年間の販売戸数は概ね200戸前後。供給のない年もありますし、この10数年で300戸を超えたことはありません。ですが、初月成約率に注目していただくと、ここ3~4年で下落していることが判ります。

その理由となるのが次のグラフです。

平均坪単価の動きを見ると、常に上昇しているマーケットであることが明らかです。

基本的に狛江市は、地元の人がメインの購入層になるエリアですので、200戸前後の供給量は適正なのでしょう。しっかり売れていた時期もありましたから。となると、やはり価格の上昇が売行きを鈍らせている理由のひとつと考えることができます。

平均坪単価が240万円を超えた2014年から売行きが鈍っています。グラフにはありませんが、この年から、それまでは4,000万円台だった平均価格が5,000万円を超えるようになったのです。

都心に比較的近い狛江なので、世の中の価格上昇の流れには当然抗えないのでしょうが、狛江の人には価格の壁があったのだということがはっきり判りました。

となると、地元以外からもターゲットを獲得しないといけません。狛江では高い価格でも、隣の世田谷区を見てみると、今や平均坪単価は330万円、平均価格は7,000万円です。もっと都心部へ寄れば当然、もっと高額になります。そう考えると、狛江はお得なエリアという見方ができます。

都心やその近くでの購入が難しかった人が、エリアを広げて検討するというのが最近よく見られますし、狛江でもその動きはあるようです。

 

都心に近くて自然があってのんびりとした空気が流れている狛江。住めばその良さが解る街です。

ぜひ狛江の街を覗いてみてはいかがでしょうか。

 

フクモト

 

※グラフは(株)DGコミュニケーションズ調べ