【少し専門的なWeb知識】HPに施すべき 「SEO対策」って何だろう?(後編)

こんにちは、BONDs編集部で、Webユニットの小畑です。

 

HPを検討する機会のあるアカウントやデザイナーの方に向けた、少し専門的なWeb知識の第3弾です。

 

前回はGoogleがサイト運営者向けに提供している無料のツール「Google Search Console(サーチコンソール)を活用した無料の施策でした。

 

今回の後編では、HPの内部に施すSEO対策内容を解説したいと思います。

HPの内部に施すべきSEO対策でおススメの施策5点

1.タイトルタグの最適化

最近ではGoogleがコンテンツの質をより正しく理解できるようになってきており、以前と比べるとランキング決定要因におけるタイトルタグの重要度は低くなってきています。

それでも依然として、検索順位に影響する重要な要素のひとつであることに変わりはありませんし、検索結果の見た目に現れるテキストゆえにクリック率などの順位以外の面にも影響してくるため「タイトルタグの最適化」はとても重要です。

 

≪ポイント≫

・タイトルタグが検索エンジンの検索結果に表示されるのは最大32文字です。

・タイトルの文字数が32文字以上になると「…」と表示されていまいます。

 

・なので、32文字に近い文字数で、32文字以内にするのが理想的なタイトルの記入方法です。

2.メタディスクリプションの最適化

meta descriptionタグとは、htmlファイルに記述する複数あるメタタグのうちの一つです。

meta descriptionタグは、SEO対策に直接的な効果は少ないと言われていますが、検索結果画面に説明文として表示され、オーガニック検索のクリック率に大きく影響してきます。

 

≪ポイント≫

・検索エンジンの検索結果に表示されるディスクリプションの文字数は最大124文字程度です。

・124文字以上の文字数を記載すると...と、その後の文章が消えてしまいます。

・また、文字数が少なすぎると表示されない場合があります。

・SEO的な考えからすると64文字程度が良いと言われています。

 長すぎると目標キーワードの%が薄まるからです。

 64文字の中に2~3回、上位表示させたいキーワードを入れるというのが最適と言われています。

3.見出しタグの最適化

見出しタグとは、ユーザと検索エンジンの双方にページ内のコンテンツ構成を正しく伝えるために使用する技術のことで、HTMLでは以下のようなタグで記述します。

タグ記述イメージ

ご覧のように、見出しタグは1~6まであり、数字が若いほど重要度が高いタグとなります。

通常、見出しタグで囲まれたテキストは、普通のテキストと比べて大きく表示されます。

そのため、その見出しタグの下に続く文章が、どのような内容のものなのかを理解しやすくなります。

タグに特別な規定を行わない限り、<h1>が一番大きく表示され、順に小さくなっていきます。

 

≪ポイント≫

・<h1>タグは1ページに1回だけ。(大見出しなので、登場頻度は1ページ1回のみです。)

・数字は順番どおり配置する。 (<h1>,<h2>,<h3>は順に大見出し...中見出し...小見出し...となっていきますので順番に気をつけて配置します。つまり、<h2>の前に<h3>がきてはいけません。)

・見出しの文字数は、特に制限はありません。しかし、常識の範囲内で記述するのが良いでしょう。

 そもそも見出しはユーザがパッと目につくテキストなので、やたら長いと読みづらい文章になります。

 

今回の後編でも、恋愛小説サイトのHP運営者を想定し、第3章と第4章を加筆し、事例としてみます。

 

第3章のそれぞれの道編では2つの小節を作りました。

<第1節>転校後、果穂よりも早く働き始めている陸は、真面目な働きぶりで周囲の評価を得る一方で、口には出さないけれど何かを抱えているミステリアスな雰囲気を持っている。それはやがて仕事先の社長と娘の美咲にとって応援したい気になる存在となっていき、家族ぐるみで温かく接してもらえる存在になっていく。陸もまた、そんな社長と美咲に心を開き始め、美咲とは恋愛関係に発展。美咲と過ごす日々は、陸が失ってしまった、もう手に入らないと思っていた温かい家庭の再生という夢を持たせてくれていた。

 

<第2節>上京した果穂は忙しい毎日。ある日、アルバイト先の飲食店で駅前でのダイレクトハンドをお願いされることに。人見知りの果穂は数を捌けずに苦戦。早い時間のシフトで帰宅予定のバイトリーダーの大河が果穂に声を掛けて手伝ってあげる事に。ダイレクトハンドも思ったよりも早いスピードで終了し、「疲れたでしょ。ちょっとお茶していこうか。」という大河の優しさで近くのカフェへ。たくさんの話をし、距離が縮まる2人。この日を機会に仲良くなり、やがて付き合い始める事に。

陸と果穂、異なる場所で新しい生活を送る2人は、それぞれ異なる相手と出会い、そして恋愛が始まる。ここまでが第3章。

 

第4章の再会編は、3つの小節。

<第1節>お互いに気になる存在もいる2人にとって、もう交わる事が無いと思っていた先の突然の再会。果穂のアルバイト先の飲食店に、陸は美咲と偶然にも訪れる。

果穂、陸と美咲、そして同じくアルバイト中の大河、思いがけず4人が同じ場所に揃う。

「元気だった?」「何とかね。」ぎこちない会話の2人。普通の友達とは何か異なる雰囲気の2人を見つめる美咲と大河。

<第2節>少し時間は経過し、陸の同僚が、果穂のアルバイト先の飲食店に通い始める事に。度々、同僚の食事に付き合うことで、また果穂と会う機会をもつようになる。会うと少しずつ自然と会話も増えていく。

<第3節>大河は、果穂の自分といるときには見せない笑顔に微妙な気持ちを抱き始める。

陸への嫉妬か、陸が醸し出す雰囲気なのか、陸のことを調べるようになっていく。

そして、陸の抱える秘密に辿り着くのであった。

 

この場合、1・2章を『h1タグ』、1・2・3節を『h2~h4タグ』と記述するイメージです。

4.alt(オルト)属性の最適化

alt属性とはimg要素に記載する属性値の1つです。その画像の内容を適切に伝えるテキスト情報を記載します。画像の内容が理解できない・画像が表示されないブラウザや音声ブラウザを使用した際に、画像情報を伝える役割を担います。

Googleが画像の内容を適切に理解することが難しい以上、検索エンジンには何が書かれているか分からないという状況はマイナスにはなってもプラスになる事はありません。

その手助けとなるalt属性の設定は大切なSEOの設定の1つになります。

 

≪ポイント≫

・画像の内容を簡潔に表しているか。

・特定キーワードを過度に詰め込み過ぎていないか。(以前、1pxの小さな画像のalt属性にキーワードを詰め込むという手法が流行った事がありました。キーワードを多く含める事で、検索順位の上昇を狙おうとした手法ですが、現在では通用しなくなっています。むしろ、スパムと見なされる可能性もありますので行わないようにしましょう。)

5.URLの正規化

www有無やindex.htmlの有無などで同じページに複数のURLでアクセスが可能な場合、全て別ページと判断されページ検索エンジンの評価が分散してしまいます。また、URLの正規化がされてない状態のまま放っておくと、知らないうちにペナルティを受ける危険性すらあります。

 

≪ポイント≫

・カノニカルタグ(canonical)を設定し、URLの正規化を行いましょう。

 

canonicalとは、2009年に大手検索エンジン群がサポートした機能です。canonicalを 設定すると複数の重複ページが存在している場合、検索エンジンに優先させるべきページを伝えることでそれ以外のページは重複ページであることを伝える事ができます。)

まとめ

今回紹介した内容は、HTMLのタグ記述の話でした。SEO対策の一部ではありますが、やることで確実に効果があるSEO対策です。

 

皆さんが担当しているキャンペーンのHPが上位表示され、集客数が増加し、

プロモーション成功の一助なれば幸いです。

 

小畑

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