【この日、なんの日?】11月22日

11月22日は「ボタンの日」

こんにちは。

BONDs編集部のいがらしです。

 

みなさんは、1年365日全ての日に、それぞれ何かしらの「記念日」がある事をご存じでしたか?

因みに、日本記念日協会に登録されている記念日の中で一番記念日の多い日は「11=いい」の語呂合わせから設定しやすい『11月11日』、なんと30個以上もの登録があります。

次いで多いのが『8月8日』。

こちらは、「八=はち」は末広がりで縁起が良いことが理由だそうです。

 

「この日、なんの日?」では、そんな毎日の記念日の中で、あまり知られていない記念日にまつわる情報を色々な角度からご紹介していきたいと思います。

 

それでは、初回は、こちらの記念日のお話……。

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BONDs編集部には、二人の対照的な男子メンバーがいます。

「裁縫は大得意!ボタン付けはまかせてっ(何なら裾上げだって出来るよっ)」というF君。

「ボタンが一つでも外れたら、その服は捨てる!ボタン付けなんてしないし、そのまま置いておいても着ないから」というO君。

どうですか?この対処方法の違い。

しかも「捨ててしまう」なんて発想、ちょっと驚きますよね…。

11月22日は「ボタンの日」

 

日本釦協会・全国ボタン工業連合が1987(昭和62)年に制定。

1870(明治3)年のこの日、金地に桜と錨(いかり)の模様の国産のボタンが海軍の制服に採用された事に由来しているそうです。

制服のフジより旧海軍の金ボタンレプリカ

 

実際にボタンが外れた時、みなさんはどの様に対応しますか?

 

勿論、外れたボタンを付け直すというのが当然だと思いますが、時間がない朝になって、緩んだボタンに気がついたり、外出先でいつの間にかボタンが外れて無くなっているという状況に陥った時などには、こんな商品があると便利かもしれません。

針と糸を使わずにボタン付け!

スウェーデンでデザイン・発明された「tic(ティック)」

針と糸を使わずにボタンがつけられるという、画期的な商品です。


「ticHPより

使い方はとても簡単。

ホチキスの様に、カチッと挟んで、左右にクネクネするだけで、素早くボタンを固定できます。

素材は、高品質リサイクル可能プラスチックで、カラーはホワイト・ブラック・レッド・ライトブルー・パープル・ブルーの6色展開。

価格は、1pc 4個入りで480円(税抜)、公式のオンラインストアやamazon、東急ハンズなどで購入可能です。

その他、取り付け後の洗濯可能、4つ穴、2つ穴どちらにも対応、綿・麻・デニム地・ウール・ポリエステルなどあらゆる生地への対応可能、等々。

簡単な割には、半永続的に使用できるという意外と強い味方です。

コンパクトなので、携帯用としてバックに入れておいてもいいですね。

オリジナルパッケージをデザイン可能なので、セールスプロモーションへの活用やノベルティとしても喜ばれそうです。

ゼガル株式会社HPより(パッケージデザイン例)

接着材で応急処置!

取れかけボタンの応急処置としては、こんな方法も!

 

ボタンと服の間の部分に、ほつれた糸をグルグル巻固め(糸足というようです)、その状態が取れないように瞬間接着剤でくっつけてしまうのです。

 

この方法、コクヨS&T株式会社が提案している文房具の便利な使い方の一つで、使用するのはもちろん、コクヨの瞬間接着剤「レッドテック」

接着剤に赤い色を付けているので塗った箇所や量が一目で分かりやすく、はみ出しや塗りすぎを防ぐことができます。

 

これを使えば、しっかりと糸足の必要なところにだけ差すことができ、乾けば、光に反応し透明になるので、目立つ事もありません。


※コクヨS&T株式会社inspiより

 

お手軽な方法を2つご紹介しましたが、ボタン付けが苦にならないという裁縫が得意な方は、こちらを参考にされてみてはいかがですか?

一生取れない!?ボタンつけ

NHKためしてガッテンで紹介された達人に学ぶ! ガッテン流最強ボタン付け」いう回です。

ボタン1000回かけ外し実験やトラックでのひっぱり実験等で強度を検証した、一生取れない?というボタン付けの手順が紹介されています。

<ポイント①>裏からではなく、表から刺して始める

玉結びが裏にあると、洗濯や着脱時にこすれてほつれやすいので、表側に持っていくのがコツ。

ボタンへの糸の通し方は、バッテン、二の字などお好みでかまいません。

<ポイント②>上から下へしっかり根巻き

糸を短めに持って、隙間なく巻くのがコツ。巻く回数は布の厚さに合わせて調節してください。

<ポイント③>根巻きに3方向から針を刺し、糸をカットして出来上がり

根に針を通すことで、糸の密度がさらにアップして、根巻きの強度が増します。

以上の3つのポイントを守るだけで“最強”になる様なので、詳しくは、画像入りで紹介されている、ためしてガッテンのHPをご確認ください。

ボタンの日にボタンを思う

最後に、11/22をボタンの日として制定した日本釦協会では、業界の活性化及び品質やデザインの維持向上を図ることを目的に、「日本ボタン大賞」を隔年の秋に開催し、ファッション業界だけでなく、一般の方からもボタンのデザインやアイデアなどを公募しています。

ボタンだけに限らず、近年は、『ユニバーサルファッション』という観点から、年齢、性別、体型、身体の機能、障害に関わりなく、全ての人がファッションを楽しめるデザインという物に注目が集まっています。

特に日本では、総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が、4人に1人を超え、世界でも高齢者の割合が最も多い国にもかかわらず、ファッション業界としての高齢化への対応は著しく遅れているとも言われています。

今後は、ボタンホールにとめやすいボタンや、身体に押し付けても痛くないボタンなど、機能性とファッション性を兼ね備えた『ユニバーサルボタン』のデザインが多く求められていくのではないでしょうか。

 

第19回「日本ボタン大賞」は2016年9月9日(金)に行われ、次回の開催は2018年の秋の予定。

ボタンのデザインに興味のある方は、日本釦協会のHPをご確認ください。

さて、最初に登場した「ボタンが一つでも外れた服は捨てる!」っと言っていた、編集部メンバーO君。

今は、取れたボタンを付けてくれる、かわいい奥さんがいるので一安心です。

 

いがらし